【ニュース】Microsoft、Google P-MAXインポートや動的検索広告など新機能を発表

Microsoftは、GoogleのP-MAXキャンペーンのデータインポート機能をはじめとして、複数の新機能を発表しました。

 

目次

1. Google広告のP-MAXキャンペーンのデータインポート
2. 自動入札と動的検索広告(DSA)が日本で提供開始
3. アセットライブラリをグローバルに提供開始
4. 自動入札のためのデータ除外機能をオープンベータで提供開始
5. 広告表示オプション (自動)でURLトラッキングが利用可能に
6. Microsoftオーディエンス広告のショッピングキャンペーンのフィードフィルターを改善
7. 今回の発表についてのコメント

 

※参考リンク:

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1. Google広告のP-MAXキャンペーンのデータインポート

Microsoft広告は、Google広告のP-MAXキャンペーンのデータを取り込み、プラットフォーム間で同じようなキャンペーン作成する際の無駄を省く機能を[Google広告からインポート]内に追加しました。これは現在、すでに利用可能で、P-MAXキャンペーンをスマートショッピングキャンペーンおよびローカル在庫広告としてMicrosoft広告にインポートできるようになりました。

Microsoft広告においてどのようにマッピングされるかは以下の表を参照してください:

機能P-MAXからスマートショッピングキャンペーンへのマッピング
キャンペーンキャンペーン名、予算、入札戦略、地域ターゲティング、マーチャントストアなど、P-MAXキャンペーンからスマートショッピングキャンペーンへキャンペーン設定がそのままインポートされます。
広告グループ名アセットグループ名は広告グループ名にマッピングされますが、テキストおよび画像アセットはインポートされません。
商品グループP-MAXキャンペーンのリスティンググループは、スマートショッピングキャンペーンおよびローカル在庫広告の商品グループにそのままマッピングされます。また、複数の商品グループへの対応も進めています。
ショッピング広告ショッピング広告は、現在と同じように自動生成されます。

その他、セットアップに必要な条件や注意点をご紹介します。

  • 必須: P-MAXキャンペーンをスマートショッピングキャンペーンおよびローカル在庫広告としてインポートする前に、Microsoft広告内でマーチャントセンターストアを作成し、インポートする必要があります。Microsoftマーチャントセンターに商品フィードを送信するか、既存のGoogleマーチャントセンターフィードをインポートしてください。少なくとも30日ごとにフィードを更新できることを確認してください。
  • 必須: ウェブサイトにJavaScriptのUETタグがあり、それが正しく動作していることを確認します。変数収益データを追跡するために必要な追加コードは、キャンペーン開始において必須です。そのため、キャンペーンの設定を開始する前に、これが配置されていることを確認するか、既存のタグに追加することが必要です。
  • 今のところ、この機能は、Microsoftスマートショッピングキャンペーンおよびローカル在庫広告と同等のGoogle P-MAX機能のみをインポートします。サポートされていない機能は、インポート時にスキップされます。
  • このインポートには、スケジューリングオプションが用意されています。インポートは、日次、週次、月次、または即時でスケジュールできます。スケジュールの失敗を避けるために、メール通知を設定することをお勧めします。

 

2. 自動入札と動的検索広告(DSA)が日本で提供開始

自動入札と動的検索広告(DSA)が日本市場において利用可能になりました。

※参考リンク:

 

3. アセットライブラリをグローバルに提供開始

魅力的なクリエイティブコンテンツを制作するための新しい機能として、すべてのクリエイティブアセットを管理するアセットライブラリが全世界で利用可能になりました。自分で制作したクリエイティブアセットにアクセスしたり、Shutterstockのアセットを使用してライブラリに保存して、広告に利用することができます。

アセットライブラリ

 

4. 自動入札におけるデータ除外機能のオープンベータを開始

自動入札のデータ除外のオープンベータをリリースしました。これにより、クライアントのウェブサイト上でデータ障害が発生した場合や、意図しないコンバージョントラッキングの変更があった場合に、この機能を使用すると、コンバージョントラッキングのエラーや障害に関連する特定の日時、範囲、デバイスをMicrosoft広告に通知することで、最適化され、誤ったコンバージョンデータを除外することができます。

自動入札におけるデータ排除機能

 

5. 広告表示オプション (自動)でURLトラッキングが利用可能に

URLトラッキングは、Microsoft広告でトラッキングパラメータを追加し、サードパーティのトラッキングツールやサービスを使用してデータを分析することで、人々がどのようにウェブサイトにたどり着いたかを知ることができます。クリック可能な広告表示オプション (自動) が広告で提供されると、トラッキングパラメータが広告表示オプション (自動) URLに動的に追加されるため、そこからのクリックをすべてトラッキングできるようになりました。Microsoft広告は、最下位のトラッキングテンプレートまたは最終ページURLからパラメータを渡します。

Microsoftによると、広告表示オプション (自動) が表示されている広告は、7%高いカバレッジと12%高いCTRを持つことを示しています。

 

6. Microsoftオーディエンス広告のショッピングキャンペーンのフィードフィルターを改善

Microsoftオーディエンス広告でショッピングキャンペーンを開始する際には、フィード全体を実行することを推奨しているものの、特定の商品についてフィードをフィルターする必要がある場合のためのフィードフィルタリング機能の改善が実施されています。

  • 広告主は、検索キャンペーンと同等になるように、IDおよびカテゴリのフィルタリングが増えました。複数の値を選択でき、カテゴリーを検索することができます。また、すべてのレベルでカテゴリー選択を行うことができます。
  • 複数のフィルターを実装することで、よりきめ細かく広告したい商品を選択できるようになりました。
  • 複数の値を改行で入力する方法と、セミコロンで区切って入力する方法の2つの方法で入力できるようになりました。
  • カタログから商品を除外することができるようになりました。

 

7. 今回の発表についてのコメント

Microsoftはどうやら毎月ペースで機能追加をこのような形で発表していくようですね。さすが世界最大級のソフトウェア会社という感じがします。GoogleやPinterestのインポートのように、追随する立場の広告プラットフォームとして、よい意味で先行している他社の機能を追っています。これは動きとしては効率的ですし、ユーザーもプラットフォーム毎の機能差が少ないことは、素早いキャンペーン構築や最適化につながります。よって、今後も他社のいいことろを取り込んでいくのではないかと予想します。

 


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