【ニュース】Google、ホリデーシーズンに向け4つのショッピング関連機能を追加

Google、ホリデーシーズンに向け4つのショッピング関連機能を追加

Googleは、2022年8月30日(火)に同社ブログにおいて、ホリデーシーズンを前に、広告キャンペーンのパフォーマンス改善に役立つ4つのショッピング関連機能を発表しました。


目次

1. 商品分析情報
2. Content API
3. アノテーション
4. スマート自動入札をよりコントロール可能に
5. 今回の発表についてのコメント


※参考リンク:

To prepare for the holidays, retailers can turn to Google to stand out across channels and capture demand online and in-store.




1. 商品分析情報

商品分析情報は、ショッピングキャンペーンおよびP-MAXキャンペーンのアカウントレベルで利用でき、①属性が指定されていない商品を特定する、②競合他社に勝る成果を上げている商品を把握する、③さらなる最適化が見込める商品を見出す、などの提案を得ることで、商品のパフォーマンス向上や商品の問題解決を図ることができます。

商品分析情報を利用して、商品広告のパフォーマンスを改善する方法としては:

  • 商品広告のパフォーマンスを把握: 採算が取れていない商品はどれか、重点的に最適化すべき点は何かをしっかり把握します。
  • フィードデータの質を改善: フィードの改善に向けて、商品に欠けている重要な情報を見極め、そうした問題の解決に向けて対処します。
  • 広告のパフォーマンス データを利用して商品情報を最適化: 商品広告のパフォーマンス、ビジネス目標に応じて優先すべき商品、それらをさらに最適化する方法について、詳細な情報を把握します。商品の入札単価について、競合他社と比較して競争力を把握し、最適化の余地がある商品を特定します。
  • 問題がある商品を最適化する対策を把握: 問題を解決して収益を増やします。


商品情報分析


2. Content API

Content API for Shopping(上級)を使用すると、広告主のシステム内で商品情報が変更されると、すぐに最新の価格と在庫状況が送信されデータフィードを即時に更新できます。商品ごとに情報を更新するなども可能になりますし、スケーラビリティを持って大規模な形でダイナミックに商品データフィードの更新を行うことができるようになります。

※参考リンク:


3. アノテーション

広告主は、目安のお届け日数と無料返品に関する情報をアノテーションとして、広告に直接記載できるようになります。

Googleは、消費者の10人に3人が在庫問題を懸念していると指摘しています。広告主は(「XX/YYまでに配送」)といった配達予定日を広告に追加することで、これらの懸念を軽減し、コンバージョン率を高めることができます。また、「90日間返品無料」のような柔軟な返品ポリシーを強調することで、買い物客が安心して買い物をできるようになります。

目安のお届け日数や返品に関するポリシーを設定(アノテーション)


4. スマート自動入札をよりコントロール可能に

「店舗オープン」関連の検索は、全世界で前年比400%以上の伸びを示しており、このホリデーシーズンには、実店舗とオンラインショッピングの間でシームレスな体験を提供することが、企業にとって非常に重要となっているとGoogleは主張しています。多くの企業にとって、すべてのコンバージョンが同じ価値を持っているわけではありませんが、これまでは、コンバージョン値のルールは、来店や販売など、すべてのコンバージョンアクションに等しく適用されていました。新しいコンバージョン値のルールでは、コンバージョンの価値をビジネスに関連して調整し、その価値に応じてリアルタイムに最適化することができます。今回、特定の来店や売上などのコンバージョンカテゴリーにルールを適用する機能をリリースしました。

以下のようなユースケースが考えられます:

  • キャンペーンレベルで来店や店舗販売のデフォルト値を設定できますが、高額商品を販売するキャンペーンではコンバージョン値を10000円に設定し、低価格商品や低利益率の商品を販売するキャンペーンではコンバージョン値を1000円に設定することができます。
  • 実店舗もeコマースも展開している場合で、eコマースプログラムを成長させるためにオンラインコンバージョンの比重を高めたい場合、店舗売上を動的に測定している場合は、オフラインの値を微調整して、店舗売上の価値をアカウント全体で20%減少させることなどができます。
  • 地域、オーディエンス(Googleが作成したもの、ファーストパーティーのものを含む)、デバイスなどの条件で、店舗訪問や店舗販売のルールを設定することも可能です。例えば、ロイヤリティプログラムのオーディエンスからの来店はより価値があると考える場合、「ユーザーがロイヤリティプログラムのオーディエンスである場合、コンバージョン値を2倍にする」、「東京都のユーザーの場合はコンバージョン値を20%引き上げる」というオーディエンスに応じたコンバージョン値のルールを作成することが可能です。

※参考リンク:

August 30, 2022Searches for "store open" have grown globally by over 400% YoY1, so it’s critical for businesses to offer a seamless experience betw...


スマート自動入札をよりコントロール可能に


5. 今回の発表についてのコメント

1年でも非常に重要なホリデーシーズン前に、ある程度の準備ができるよう前持ってこうのような機能を一つでなく複数出してきたところは、Googleらしさを感じます。中でもContents APIは広告主のシステム環境条件によりますが、開発力があれば効率と効果を両立できる機能かと思います。スマート自動入札のコンバージョン値のルールも、実店舗とeコマースの売上のよい塩梅を見出すために、非常に使える機能かと思いますので、実験を繰り返すことを推奨します。



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