【コラム】ワイド型のデータをロング型に変換する手法まとめ

Unyoo.jpにて杉原が執筆している連載『データビジュアライゼーション玉手箱』内で紹介したように、BIで効果的にデータを取り扱う際に”データの持ち方”は非常に重要な要素となります。


※参考リンク

『データビジュアライゼーション玉手箱』は、データビジュアライゼーションについて、さまざまなデータソースを取り上げたり、効果的な可視化・見える化の手法について...



こちらの記事の中でも紹介していますが、特にそのデータがワイド型なのか・それともロング型なのかという観点はデータの使い勝手に大きく影響を及ぼします。特に社内ポータルからダウンロードしたデータや統計局などのデータを活用される際に陥りやすい障害ポイントだと筆者は考えます。


前述の記事では横型に伸びる”ワイド型”・縦型に伸びる”ロング型”を比較し、BIにおけるロング型の有効性を紹介しました。本記事では、ツール別で具体的にワイド型のデータをロング型に変換する方法を紹介します。


※登場ツール:Excel(クエリエディタ)、Tableau Desktop、Domo



目次

・ツール別変換方法
1.Excel(クエリエディタ)での変換方法
2.Tableau Desktopでの変換方法
3.Domoでの変換方法
・まとめ:変換手法を知っておくことの重要性



ツール別変換方法

データ形式をワイド型からロング型へ変換する方法はいくつかありますが、ここでは代表的な例として、Excel(クエリエディタ)と、Tableau Desktop、Domoを使った変換方法を紹介します。


まず、Excel(クエリエディタ)は多くのユーザーが利用可能な環境なので汎用性が高く、アドホックな分析に対しての簡易なデータ加工や、ロング型への変換機能を有していないBIツールのデータ加工環境としては有効です。


ですが、定期レポートのデータソースとして利用する場合、Excel(クエリエディタ)を利用すると毎度加工結果を主導アップロードする必要があり、運用工数を圧迫してしまうためオススメできません。


こうした用途では、お持ちのBIツールに変換機能が備わっている場合、BIツール内で加工処理を設計し自動化していくと良いでしょう。

1.Excel(クエリエディタ)での変換方法

Excelで行う場合は、クエリエディタと呼ばれる機能でデータを読み込み、以下の手順で変換を行いExcelのブック側に変換結果を戻していきます。


Excel(クエリエディタ)での変換手順



Excel(クエリエディタ)での変換を実作業動画




2.Tableau Desktopでの変換方法

Tableau Desktopで行う場合は、データキャンバスにてクイックに以下の通りの手順で変換を行うことができます。


変換後はワークシートに変換結果を使用できます。


Tableau Desktopでの変換手順



Tableau Desktopでの変換を実作業動画




3.Domoでの変換方法

Domoの場合、MagicETLとSQLの2つの方法で変換が可能ですが、今回はDomoのユニークな機能であるMagic ETL内のタイルで変換を行っていきます。


Domoでの変換手順



Domoでの変換を実作業動画



※補足:Magic ETLとは?
Domoにて手軽に利用可能なGUIベースのETLツール(抽出、変換ロード)の名称




まとめ:変換手法を知っておく重要性



このように、様々なツールでデータを任意の形に整形することが可能です。それぞれのツールの機能を理解し、Aというツールで対応できない場合はBのツールで解決するなど、色々な変換手法を知っておくことで壁を突破できる可能性が広がります。


少し回り道に見えるかもしれませんが、結果的には解決への近見にになることも多々あります。様々なツールに触れておけば、多角的に解決策を模索することが可能になりプロジェクトの成功率も高まっていくのではないでしょうか?ぜひ、参考にしてみてください。

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