イベントレポート:2018/10/10開催「ATARA LIVE 2018」出展ブース編

2018年10月10日(水)に開催された「ATARA LIVE 2018」。全8セッションを通してデータドリブンマーケティングを語り尽くすイベントとなりましたが、盛り上がったのはメインステージだけではありません。


会場にはブースエリアを設け、データドリブンマーケティングに関わる14の企業様にご出展いただき、出展社トークステージにて自社のサービスについて語っていただきました。来場者の方はメインセッションの合間などに各ブースに立ち寄り、それぞれの提供するサービスやプロダクトに関心を寄せられていました。



これまで4回にわたり、イベントレポートをお届けしてきましたが、今回は各企業様の出展ブースの模様をお届けします。







株式会社Legoliss

株式会社Legolissは2015年に創業し、デジタルマーケティングプラットフォームの構築支援などを行っています。同社の特徴は、データの流通周りに精通しているプロフェッショナルな人材が多く在籍しており、データ収集や環境整備からCRMや広告配信への活用まで一気通貫でサポートできる点にあります。


当日は、広告代理店や事業主など、多くの業態の方が同社のサービスに興味を持たれたようです。特にDMPの活用やデータの整備など、データドリブンマーケティングを推進するうえでの課題を抱える方が熱心に聞いていらっしゃいました。





ドーモ株式会社

ドーモ株式会社は、パネルディスカッションでもお話しされていましたが、デジタルトランスフォーメーションが進むとともに、日々蓄積されるデータをリアルタイムに統合し、可視化して利用するニーズが高まっているなかで、DOMOによってデータの収集と視覚化の完全自動化とビジネスユーザーが無理なく使いこなせる仕組みを整え、上記の課題を解決します。


実際のデモ画面に関心を持つ方も多かったようで、代理店から事業主など様々な方が訪れました。





エクスチュア株式会社

エクスチュア株式会社は、データプラットフォームの「Looker」とサイト俯瞰レポートツールの「ExMine」について紹介されていました。「Looker(https://looker.com/)」は、日本ではまだ馴染みのない方が多いかもしれませんが、データを簡単にダッシュボード化できるようなBIツールとは異なり、ダッシュボードのベースとなる集計クエリをGitHubで管理できたりなどエンジニア寄りの設計となっており、様々な観点から注目されています。


また「ExMine」はWebサイト分析におけるレポート作成や分析業務を自動で行い、一目でボトルネックの把握ができ、ストレスフリーなWebサイト分析が可能になります。





株式会社エム・データ

TVメタデータの生成・調査・分析・配信を行う株式会社エム・データのブースにおいては、テレビCM投下先の可視化、自業界の振り返りのための過去番組・CM内容の把握などに課題を抱えているが、ビジュアライズ方法や分析軸が分からないという方が多く訪れていました。また、7月にローンチした「タレントランク」にも興味を持たれる方が多かったそうです。


来場者(20代男性)からは「TVのデータ収集に課題があるなかで、あえて手動でデータを取得することで緯度や経度の情報を正しく取得したり、自動化ではできない感情の部分のデータ収集などを実現している点は非常に魅力的である」との声が聞こえました。





ゾーホージャパン株式会社・カイト合同会社

カイト合同会社の藤川 勝廣さんがパネルディスカッションでお話しされた後に、顧客管理/営業支援ツールのZOHO CRMについて質問してくる方が多かったようです。「クライアントに提案したい」「ビジネス的にどう使うのか」「データの分析アウトプットのイメージやいかに簡単にデータを入れられるか」など、関心の高さがうかがえました。


データの分析と収集において、ZOHO CRMはWebVisit情報をCRMで顧客情報と紐づけたり、スコアリングも可能など柔軟性の高いツールでもあるため、必ず役立てるとお話しされていました。





Adglow

Adglowは、独自のツールとそれを熟知したチームを駆使して広告運用を代行する企業です。5大SNSから公認マーケティングパートナーに認定されており、Amazonにおいては世界で3社のみAPIの利用を許可されているうちの一社です。


ブースにおいては特に、Facebook広告やAmazon広告への対応に興味を持つ広告主の方が多く来場されていました。また同社は世界17か国で展開しているため、海外キャンペーンへの対応にも関心が寄せられていました。データドリブンにおいては、データをどう活用するかも重要です。同社は、データを使っていかに効果的にターゲット層にリーチするかの部分でクライアント様の課題解決に臨みたいと語られていました。





NetBase Japan株式会社

NetBase Japan株式会社は、SNSやブログ、ニュースサイトなどのデータソースをワンプラットフォームで分析できるアナリティクスプラットフォームを提供する企業です。画像認識のアルゴリズムを使った分析の提供も開始され、投稿画像の分析までもが可能となりました。


SNSはまさにイベントのメインテーマであるデータドリブンマーケティングそのものですが、発信内容の反響までを把握・分析活用できている企業はまだまだ少ないのが現状です。出展に際しては、そうした企業様のビジネスを解決するために、ソーシャルアナリティクス面からサポートしたいと意気込みを語っていただきました。





アタラ合同会社

アタラ合同会社は、運用型広告レポート作成支援/一元化データ供給システム「glu」を提供しています。広告やその他のデータのレポート作成業務や、BI連携を自動化するなどして単純作業を限りなくゼロに近づけ、工数削減を助けてくれるレポート作成支援のためのツールです。


ブースには、日々レポート作成に追われ現場が疲弊しているという課題を抱える広告代理店の方や、インハウス化を考えている事業主の方などが立ち寄られていました。





Appier Japan株式会社

「これからのオーディエンス分析」でご登壇いただいた松崎 亮さんが所属するAppier Japan株式会社は、AI(人工知能)テクノロジーを駆使したAIプラットフォームを提供する企業です。


ブースには、広告代理店においてデータ分析を業務とする方や、データ分析に課題を抱えるテレビ・メディア関係の方などが訪れていました。
同社のプロダクトは、マーケターに親しみのある言葉遣いを心掛けて作られており、データ分析のスキルがなくても簡単に使えることが強みです。データ分析に関する知識は少ないけど分析したい、という方にこそ使ってみてほしいとのことでした。





日本オラクル株式会社

日本オラクル株式会社は、データベース、クラウド・サービス、サーバーなどで広く知られていましたが、近年ではマーケティング領域にも注力しており、DMPとして有名なBluekaiはもちろんのこと、広告のビューワビリティなどを計測するMOATなど様々なサービスを提供しています。


同社に所属する佐々木 享さんが「これからのオーディエンス分析」のセッションにご登壇いただいたこともあり、オーディエンス分析やクロスデバイス環境下でのユーザー特定などに関心を持ってブースに立ち寄られた方が多かったようです。





シナラシステムズジャパン株式会社

シナラシステムズジャパン株式会社は、携帯キャリアのWi-Fiを通じてユーザーの位置情報を認識し、デジタル広告やOOH施策における来店コンバージョンの計測や、店舗来店者属性、来店前後でのユーザーの広告主サイトでの行動の可視化などを行う企業です。


ブースには広告代理店やメディア関係者など幅広い業種の方が訪れており、サービス内容に興味を示されていました。ディスカッションにおいても位置情報やオフライン施策などが語られましたが、「同ポジションと言えばシナラ」と言われるようにしていきたいと、意気込みを語っていただきました。





Amobee Japan合同会社

Amobee Japan合同会社は、オーディエンス・インサイト、ブランド・インサイト、キャンペーン・インサイトの3つのインサイト(ABCインサイト)を軸にチャネルを横断したキャンペーンを一元管理できるプラットフォームを提供しています。


ブースにおいては事業主の方などが多く立ち寄られ、自社のブランド優位性やビジネスにおける重要なターゲットを発見するためのアルゴリズムなどが質問されたり、管理画面を実際に確認する場面も見られるなど、来場者の関心の高さがうかがえました。





CRITEO株式会社

CRITEO株式会社は、同社の強みである「レコメンドエンジン」を中心に、リターゲティングからフルファネルへの最適化の製品をご紹介いただきました。
刈り取り型のダイナミックリマーケティングはもちろん、行動履歴や興味関心データをAIで分析して潜在層へリーチする「Criteo Customer Acquisition(CCA)」などがあります。


また、「これからのオーディエンス分析」で小野 良一さんにご登壇いただきましたが、来場者(20代男性)からは「媒体毎に哲学やそれぞれの思想があり、Criteoのレコメンドエンジンの歴史を聞くことができて非常におもしろかった」との声が聞こえました。





ヤフー株式会社

ヤフー株式会社は、谷山 高太郎さんがパネルディスカッションでもお話しされたように、「ヤフーはデータの会社になる」としてYahoo!JAPANが保有するマルチビッグデータを用いて何ができるのかに対して強く関心を持つ方が多かったようです。具体的には、Yahoo!DMPを活用して、1st PartyデータとYahoo!JAPANマルチビッグデータを掛け合わせCVユーザーの傾向を過去の行動データから定義したり、それを広告配信に活かすことで効率的な獲得に繋がる点などがあります。


2018年11月からYDN「サーチターゲティング」の機能も改善されますが、今後のさらなるデータ活用に期待したいと思います。




次回は、番外編として「ATARA LIVE 2018」で使用された音楽についてレポートしたいと思います。どうぞお楽しみに!

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