【連載】第5回 Google スプレッドシートと連携してグラフを作成してみよう(Google データスタジオ講座)

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第3回、第4回では独自のディメンション・指標の作成方法を説明しましたが、第5回ではGoogle スプレッドシート(以下スプレッドシート)と連携する方法について解説していきます。


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スプレッドシートでデータの準備

スプレッドシートでは、一番左上のセル(A1)からデータを設定します。一番最初の行のデータはフィールド(評価するディメンションまたは指標)に設定され、下記の例だと「日付」、「売上」、「販売数」がフィールドに設定されます。


縦形式の表データ

A B C
1 日付 売上 販売数
2 2018/1/1 2000000 50
3 2018/1/2 2500000 60
4 2018/1/3 1500000 40


スプレッドシートでデータを作成する際には、以下の点に注意してください。


  • フィールドに設定される一番最初の行のデータ名は重複させない。
  • セルにはデータのみを含める。
  • セルを結合するとデータが正しく表示されない可能性があるため、各列には単一のセルだけが含まれるようにする。


また、スプレッドシートでグラフを作成する際は、フィールドに対してデータが縦に格納されている上記のような縦形式の表データを準備します。項目に対して横にデータが格納されている下記のような横形式の表データを使用するのはやめましょう。横形式の表データを使用すると、以下のような事柄が発生します。


  • フィールドが大量に生成される。
  • 正確な集計データが表示されない。
  • 意図したフィルタリングができない。


横形式の表データ

A B C D
1 日付 2018/1/1 2018/1/2 2018/1/3
2 売上 2000000 2500000 1500000
3 販売数 50 60 40


上記でも説明したように、一番最初の行のデータはフィールドに設定されます。そのため、上記の横形式の表データで1年間分のデータを作成した場合、フィールドが365個生成されてしまい、グラフに表示することは不可能です。


集計データは、選択した指標を基にデータを集計して表示します。例えば1月の総売上を表示する場合、上記の例だと縦形式の表データでは「指標:売上」を選択すれば表示することができますが、横形式の表データだと売上のみ格納している指標がないため、総売上を表示することができません。


フィルタリングもフィールドを選択し、その中に含まれているデータ使用してフィルタリングします。そのため、横形式の表データだと選択したフィールドに対して様々な項目のデータが格納されているため、意図したフィルタリングができない可能性があります。


スプレッドシートでグラフを作成しよう

それでは実際にスプレッドシートでグラフを作成してみましょう。今回はYahoo!スポンサードサーチのデータを使用してコンバージョン数の月別推移のグラフを作成してみたいと思います。


①:まず初めにYahoo!スポンサードサーチの月別のキャンペーンレポートをダウンロードし、スプレッドシートにデータを貼り付けます。


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②:次に新しいデータソースを作成し、コネクタ一覧画面から「Google スプレッドシート」を選択します。


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③:データを貼り付けたスプレッドシートとそのワークシートを選択し、「接続」を押します。


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④:上記でも説明したように、一番最初の行データがフィールドとして追加されていることが確認できます。この画面ではフィールドのタイプを変更することができるので、任意のタイプを選択して「レポートに追加」を押します。


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⑤:レポート作成画面に遷移したらツールバーから「期間」を選択し、時間ディメンションに「毎月」、内訳ディメンションに「キャンペーン名」、指標に「コンバージョン数」を選択します。


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⑥:以上でコンバージョン数の月別推移のグラフが完成しました。


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キャンペーン数が多くて見にくいという場合は、フィルタオプションを追加して任意のキャンペーンのみを表示させるといったことも可能です。


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Google データスタジオのコネクタの種類は徐々に増加してますが、Yahoo!などの広告データを取得することはできません。そのような場合は「Google スプレッドシート」や「ファイルのアップロード」などのコネクタを使用すればGoogle データスタジオでビジュアライズすることも可能です。


また、スプレッドシートでは様々なアドオンが提供されているので、そちらを利用してスプレッドシートにデータを反映させ、Google データスタジオでグラフを作成することも可能ですので、皆さんもぜひ活用してみてはいかがでしょうか。

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