【コラム】Facebookの開発者カンファレンス「F8」の発表内容まとめ【2018年版】

2018年5月1日-2日(米国時間)に、カリフォルニア州サンノゼにあるマッケンナリー・コンベンションセンターで Facebook の開発者カンファレンス「F8」が開催されました。ダイジェストで内容をまとめます。


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初日の冒頭は例年のように CEO のマーク・ザッカーバーグ氏がキーノートを行い、人々にとって影響力の大きいツールを提供するだけでなく、それらのツールが良いものとして使われるよう、責任を幅広く捉えていると述べました。さらに同氏はFacebook、Instagram、WhatsApp、Messenger、Oculus を通して、人と人がより有意義な方法で身近になる世界を実現する新しいサービスを構築していく責任について話しました。


今年はAR/VRに関連する発表が多く(2017年もありましたがさらに)、2014年に買収したOculusが長い沈黙を破って登場しています。


なお、2018年の発表では広告製品に関する直接的なアップデート情報はありませんでしたが、Instagram ストーリーズのように強力なプレースメントとして今後追加される可能性も考えられますので、キャッチアップして損はないかと思います。



履歴のクリア

履歴をクリアできる機能が新たに実装され、「数か月以内に提供開始する予定」とのことです。履歴のクリアには3つの機能が提供されます。

  1. ユーザーがウェブサイトやアプリを利用した際に、Facebookに情報を共有しているウェブサイトやアプリを確認する機能
  2. その情報を自身のアカウントから消去する機能
  3. Facebookが今後その情報をユーザーのアカウントに紐づけて保持できなくするオプションを選択する機能


昨今の騒動もあり、ユーザーのセキュリティ保護を強化する機能は拡充が進むことと思われます。



ストーリーズへの共有

ユーザーがお気に入りのアプリからFacebookのストーリー機能やInstagram ストーリーズにシェアすることができる方法が導入されます。


コメントでは「利用者の皆様は既にFacebookファミリーのプラットフォームで自身の興味・関心を共有していますが、この体験をより簡易に、素早く、そしてクリエイティブにストーリーズにシェアできるようになります」と伝えており、既にストーリーズ単体でも2.5億を超えるユーザーを抱える巨大プラットフォームの利用がさらに加速するのではないでしょうか。





上図にもある通り、Spotifyのようなアプリのシェアボタンをタップすることで、視聴している音楽をカメラに直接シェアすることが可能になります。そこから編集し、ストーリーズやフィードへ投稿できます。


ストーリーズへシェアする際にFacebookやInstagramアカウントを他のアプリに繋げる必要もなく、非常にシームレスな挙動になるようです。



Facebookグループタブ

ユーザーが参加しているグループへより簡単に移動し、参加しているグループ全てのコンテンツのやりとりを容易にするツールで、今年後半にはタブを通じて新しいグループを発見したり、参加することができるようになります。


広告のターゲティング機能であるパートナーカテゴリ機能の提供中止もありますので、本機能の利用率が高まればFacebook内で特定できる興味・関心に厚みがでるのではないかと思います。



デート機能

「人々は既にFacebookを利用して新しい人と出会っていますが、この体験をより良いものにするため、出会いやマッチングを可能にするデート機能をFacebookアプリ内に構築します」とのコメントの通り、Facebookにデート機能が実装されます。





2018年の後半に試験運用を開始させ次第より詳細な情報が発表されるとのことで、本格的に運用が開始されればプレースメントの1つとして加わると考えられます。

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