AdWordsの自動入札に「コンバージョン数を最大化」が登場

自動入札のオプションが追加

 
2017年5月30日(日本時間で5月31日)、Google は、AdWords のスマート自動入札(Smart Bidding)に、新たに「コンバージョン数を最大化」を追加することを発表しました。


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今回追加された「コンバージョン数を最大化」は、キャンペーンに設定された予算を最大限利用しながらコンバージョン数を最大化するように入札単価を自動的に調整するモデルです。他のスマート自動入札と同様に、機械学習によって様々なシグナルを加味しながらオークションごとに入札単価が自動最適化されます。


スマート自動入札「コンバージョン数を最適化」
※管理画面のキャンペーンの設定>入札戦略から編集が可能




切替え時の注意点

 
「コンバージョン数を最大化」は、とにかくコンバージョンを増やしたい場合には非常に便利なオプションですが、切り替える前にはいくつかの注意点があります。



予算設定に注意

先ほど、「キャンペーンに設定された予算を最大限利用しながら」と書きましたが、この設定ではキャンペーンの1日の予算全体を使うように動くため、現在のキャンペーン予算に対し、実際の費用が大幅に下回っている場合は、このオプションを採用することによってキャンペーンの費用が大幅に増える場合があります。
 
予算による制限が起きないように敢えて大きなキャンペーン予算を設定しているアカウントは、現実的に使っても問題ない予算を設定するようにして下さい。

共有予算ではなくキャンペーン予算で

AdWordsには共有予算(参考:キャンペーン間の予算共有の管理 – AdWords ヘルプ)という、キャンペーン間で予算を共有して急な進捗変化に対応するための機能がありますが、「コンバージョン数を最大化」を使用するキャンペーンでは共有予算が使えないため、キャンペーン別に予算を設定する必要があります。

目標がハッキリしている場合は注意

目標とするコンバージョン単価(CPA)もしくは費用対効果(ROAS)の目安が決まっており、ある程度納得のいくコンバージョン実績が出ている場合は、おそらく「目標とするコンバージョン単価」「目標広告費用対効果」のオプションの方が、キャンペーンの目的と合致しやすいと思います。どちらもオークションごとの自動入札ですので、あくまで「「コンバージョン数を最大化するために予算を使い切れる」場合に活用することをおすすめします。



自動入札は7種類に

 
今回のアップデートで、スマート自動入札におけるオプションは全部で7つとなりました。(手動を入れると全部で8つになります) 様々なビジネス目標に合わせて、入札を自動化することが可能になっていますね。

自動入札戦略の一覧

・拡張CPC
・検索ページの目標掲載位置
・目標とするコンバージョン単価
・目標広告費用対効果
・目標優位表示シェア
・クリック数の最大化
・コンバージョン数を最大化


入札戦略については、以下のヘルプが分かりやすくまとまっていますので、ご確認下さい。




入札戦略(特に自動入札)に関しては、以下の記事もぜひご参考ください。
  
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