AdWords自動入札のモニタリング機能が強化され、ステータス確認が容易に

自動入札の透明性の強化

 
2016年7月13日(日本時間で7月14日)、Google は、AdWords の自動入札のモニタリング機能に関する幾つかのアップデートを発表しました。

リンク:Inside AdWords: More prominent reporting helps you monitor the health of your automated bidding

今回のアップデートでは、管理画面の様々なところから入札戦略のステータスが確認できるようになっています。以前より見やすく、運用者の判断を助ける更新になるようです。

具体的には、以下の3点になります。

1. 入札戦略に関連したステータス項目が追加
 
2. 入札戦略のステータスがキャンペーン/広告グループで確認可能に
 
3. キャンペーンごとの入札戦略別レポートの追加


1.入札戦略に関連したステータス項目が追加

 
以下の図にあるように、キャンペーン管理の画面にある、通常は「有効」「一時停止」などが表示されるステータス欄に、「Misconfigured」という種類が追加されます。(日本語では「設定不備」などでしょうか)

Bidding Alert

Misconfigured だと判断された場合、管理画面右上のベルマークにも表示され、トラブルシューティングが案内されるようです。入札戦略が目標CPAのような自動入札系の設定になっていた場合、コンバージョントラッキングに不備があると上記のように表示されるとのこと。

これ以外のステータス種類も今後は追加されていくようなので、「運用ツール > コンバージョン トラッキング」と進まないと確認しにくかったものが、気付きやすくなります。アカウントの立ち上げ時や、ウェブサイトに更新があった時などに、地味に重宝する機能だと思います。

2.入札戦略のステータスがキャンペーン/広告グループで確認可能に

 
これまでは、共有ライブラリの入札戦略から自動入札ステータスの確認ができるようになっていましたが、それがキャンペーンや広告グループのステータスから確認できるようになるとのこと。今後数週間以内に実装されるとのことなので、2016年夏に開始予定、と理解するとよいかと思います。

Bidding-statuses

上記の表は入札戦略として確認できるステータスの一覧です。2015年12月より入札戦略ステータス(「非アクティブ」「制限なし」「調整中」など)は共有ライブラリから確認できるようになっていましたが、これがキャンペーンレベルや広告グループレベルで確認できるようになることで、自動入札のモニタリングがしやすくなります。

ステータスの種類も増えており、有効(学習中)、有効(予算制限)、有効(制限あり)など、ステータスが少し細分化されるため、状況を理解しやすくなるのではないかと思います。なお、このステータスは自動化ルールやフィルタにも利用できます。

3.キャンペーンごとの入札戦略別レポートの追加

 
こちらも今後数週間以内に、キャンペーンタブの中に「入札戦略」のドロップダウンメニューが追加され、キャンペーンレベルで入札戦略ごとの成果の違いが確認できるようになるとのこと。

Bidding Report_FINAL

これまでの入札戦略レポートではキャンペーンごとに区切って確認するのが難しかったため、この変更でキャンペーンを主体にした入札の管理ができるようになります。


今回の変更は、「共有ライブラリから各キャンペーン/広告グループに割り当てる」という考え方で設計されていた入札戦略を、広告運用での普段の分析方法に合わせるように、シームレスなUIに変更した、ということだと思います。

入札戦略のインパクトが確認がしやすくなったので、「目標CPAをいじるべきか、耐えるべきか…」といった運用者が迷いそうなタイミングで、判断の一助になるのではないでしょうか。

入札戦略(特に自動入札)に関しては、以下の記事も参考にして下さい。
 
リンク:AdWordsの自動入札をちゃんと理解するために:オフィシャル解説書「Setting Smarter Search Bids」を読み込んでみた

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