Instagramのエンゲージメント率が広告のインプレッション増加に伴い低下 ─Locowiseのレポートより

ソーシャルメディアの分析・レポートを行う Locowise が Instagram のエンゲージメント率に関するレポートをリリースしました。


リンク:Facebook Is Killing Instagram Engagement With The Advertising Ramp Up


※本レポートは2016年1月に2,500の Instagram アカウントを分析した結果に基づいています。



フォロワーの増加率は2015年8月以降最高値に

2016年1月のフォロワー増加率が 0.37%、前月比で 60.87% フォロワーが増加し、2015年8月以来最高の伸び率となりました(2015年12月は Locowise が調査を開始してから最低の増加率だったようです)。Facebook の0.16%、Twitter の0.11% に比べると成長率は “King” だと伝えています。


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ブログでは「オーディエンスサイズをKPIとして設定するのは最も適切な方法ではありません。どんなに素晴らしいオーガニック投稿を繰り返しても、広告費をかけずにフォロワー数を増やすことは困難です。」とし、既存フォロワーのエンゲージメント率を評価指標として測定することを推奨しています。



エンゲージメント率は前月比で低下

2016年1月の投稿のエンゲージメント率は前月比で0.95%と低下しています。これは Locowise が本調査を開始した10ヶ月前から最も低い数値で、調査期間通算で 66.07% 低下しているそうです。


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なお、同期間内(2015/10/01〜)に Instagram はセルフサーブの広告も提供を開始しているため、エンゲージメント率が純減しているというよりオーガニック/広告に関わらずフィードに表示されるコンテンツの数が増えていることが関係していると思われます。レポートでは、「Instagram の広告インプレッションのボリュームは直近5ヶ月で13倍に増加していることが確認できています。」と伝えられています。



動画が視聴時間を伸ばし存在感を示す

直近6ヶ月でユーザーが動画を見ている時間は40%以上増加しており、Instagram でも動画は強力なフォーマットとして成長しています。ただ、現状は画像投稿の方が圧倒的に多く(2016年1月の全ての投稿のうち91.83%)、動画が伸びているといっても最もポピュラーなのは画像であることに変わりはありません。

Facebook のようにビューに関するメトリクスを増やすことで Instagram でも動画を盛り上げていきたいようで、試みとしては最低3秒間の再生でビューとカウントすることや、スポーツの試合や授賞式などのライブイベントからキュレートすることも行っているようです。


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ユーザーや企業アカウントの増加に伴いフィードに表示されるコンテンツの数が増え、反比例してエンゲージメント率が下がるというのは Facebook も通った道ですので、そこまで悲観的にならなくてよいニュースではないかと思いますが、Instagram は米国時間の2月8日に複数アカウントのサポートも開始しましたので、今後アカウント数は増加し、フィードは激戦区になってくるかと思われます。

コミュニケーションツールが言葉ではなく画像がメインのプラットフォームですので、フォロワーに刺さるコンテンツ作りの重要性もますます上がってくるでしょう。

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