AdWordsの指標を業種別にまとめたインフォグラフィック[米国]

WordStreamが、自社でサービス提供をしている AdWordsアカウント(総広告費 3440万ドル:約40億円)のデータを、業種別にまとめた資料を発表しています。

リンク:Google AdWords Benchmarks for YOUR Industry [NEW DATA]

これは、2015年第二四半期(4−6月期)にホストしていた 2,367 のアカウントについて、平均CPC、平均CTR、平均CPAなどの指標をベンチマーク化したもので、検索とディスプレイそれぞれの値がインフォグラフィックで表現されています。

google-adwords-industry-benchmarks-infographic

Source:The WordStream Blog


2,367アカウントという数字は、単体の事業者として見ると大きい一方で、業種別に分布させるための分母としてはやや物足りない数です。例えば、広告主が少ない業種で、相対的に広告費が多い企業がマイクロコンバージョンを採用していたらそれだけで平均CPAや平均CVRは大きくブレてしまいます。「平均」と記載がありますが、業種によっては中央値を採用していると本文にも書かれていますね。

保険会社のようにシンプルなフォームで資料請求をさせるような場合と、個人が単価の高い買い物をする場合とでは、コンバージョンの価値そのものが違うため、並列に並べてどちらがコンバージョン率が高い、といった比較することにはそれほど意味はないかもしれません。

CTR や CVR などの計算指標を見る際には注意が必要なものの、他の広告主とのオークションした結果である平均CPCについては、分母が少なくてもある程度信頼度のある指標と捉えてよいのではないかと思います。検索の平均CPC は Legal(法律)が突出しており、CPAも全業種で最も高い様子を見て契約社会特有の特徴を感じたり、Employment Services(人材)のディスプレイの CPC が他分野を圧倒しているのを見て「検索結果はパワーゲームになっているから、ディスプレイで攻めよう」となるのは日本も同じだなと思えるなど、日本の状況と比較しながら眺めると面白いかもしれません。

なお、業界別のベンチマークデータは、ディスプレイに限りGoogleがツールを提供しています。(英語のみ)

リンク:Rich Media Gallery | Display Benchmarks

display-benchmark

日本のデータに絞ると一部の業種のみになってしまいますが、併せてご参考下さい。

 

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