首都圏外のネット広告業界のコミュニティ活動に思うこと

12月19日の土曜日、ネコノレンというコミュニティの集いに参加してきました。

 

ネコノレンというのは、ネット広告飲み会連合の略で、大阪を中心に活動しているネット広告関連者のコミュニティです。広告主、広告代理店、ツールベンダー、コンサルティング会社、メディア会社の方が参加しています。ネット広告に関わる人たちが一緒に遊び、勉強し、悩みを共有できるそんなコミュニティを目指しているとのことです。

 

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司会をされているのが主催の一人、大阪の広告代理店、株式会社AZをリードする藤堂高義さんです。ネットワークの広い藤堂さんの声がけから、数十人の方が参加され、盛り上がりを見せました。

 

日中は真面目なセミナー。夜はパーティーでした。パーティーの中で、2015年のデジタルマーケティングの振り返りと、2016年にどんな展開になるかなど個人予想させてもらうパネルディスカッションもさせていただきました。

 

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(左からアタラ杉原、アタラ清水、アンダス平野氏)

 

こういった活動は大阪だけではありません。パネルディスカッションでご一緒させていただいた株式会社アンダスの平野裕亮さんはLPiQ(Listing Players in 九州)というコミュニティを主催しています。かなり多くの九州の業界従事者の方が参加し、活発に勉強会などを開催しています。

 

今回はネコノレンとLPiQが元々年末に合同企画をしていたところに、10月頃に我々にも話があり、趣旨に賛同して参加させていただきました。

 

週末にも関わらず、多くの方が参加し、皆さんの熱意も感じる、よいイベントでした。参加してとてもよかったと思いますし、思うところもたくさんありました。

 

失礼を覚悟で言いますと、10年前に関西で感じたデジタルマーケティングへの取り組み度合いや熱意と今の状況を比較すると、大きな変化を感じます。首都圏を比較すると残念ながら情報が少ない中、随分皆さん工夫し、努力され、浸透してきたのだと思います。

 

ネコノレンとLPiQに共通しているのは現場従事者の方向けの情報シェアができる環境を目指しているということです。言うまでもなく、デジタルマーケティング今までにないスピードで拡がり、複雑化しているので、もはや一人ですべてを理解し、実践するのは不可能と言ってもいいかと思います。ですので、それぞれのスペシャリティを持ち寄って情報交換できるコミュニティは今後ますます重要になるのではないかと思います。

 

私がかつてのオーバーチュアという会社で、地方中小の広告代理店向けの施策を計画し始めていた頃、どういった支援を求めているかについて広告代理店さんにヒアリングをしました。広告代理店さんから一番多かったのは「情報」でした。もう少し取引寄りの要望が多いかと想像していただけに驚きました。ですが、実情を深掘りしてみると、確かになかなか情報入手の手段や環境がないのです。オンラインで入手できる情報ではなく、もっとリアルな。イベント、セミナー、勉強会。そういった類の、もっと直接的に話が聞けたり、質問できたり、熱さが直接伝わるような、そんな場。そういうものを求めているんだと思いました。

 

大手広告プラットフォーマーが地方支社を作ったり、地方でのセミナーを開催するようになったり、ad:tech九州、ad:tech関西なども開催されるようになりました。そういう意味では以前よりは情報収集の場は増えたかもしれません。でも事実、情報不足は依然大きなチャレンジであると言えます。

 

ですので、自然発生的に立ち上がったコミュニティで、高い参加意識と継続性をもって、情報をインプットするだけでなく、アウトプットもするような環境は今後もとても重要だと思いました。

 

首都圏と地方地域、地域地方同士、会社と会社、個人と個人、いろいろな形でのシェアリングはできると思っています。今後もできる限りの情報シェアを心がけていきたいと思った次第です。

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