Facebook、動画広告の入札方法にビュー課金を追加

米国時間の2015年12月7日、Facebookは動画広告の入札方法オプションで Cost-per-view(以下CPV)のテストを開始した旨発表しました。


リンク:Cost-Per-View (CPV) Bidding for Video Views


発表後からは世界中の全ての広告主が利用可能と記載されていましたのでパワーエディタで確認したところ、「10秒以上の動画再生」という項目が新たに設けられていました。


Facebook_PowerEditor_cost-per-vuew


なお、入札方法選択時の注意事項が記載されており、

“Please note that we still recommend our current brand buying capabilities, which include reach and frequency buying and auction optimized for video views (oCPM), as the best methods of buying optimal reach and driving brand impact.”


最適なリーチを実現し、ブランドへインパクトを与える最も良い方法として、我々は現在も Reach and Frequency での入札か動画再生に対して最適化された oCPM での入札を推奨していますのでご注意下さい。

とのことです。つまり、キャンペーン作成時に目的に沿った適切な項目を選択し、広告セットの「最適化と価格設定」で手動の CPC や CPM は設定しないようにして下さい、と捉えられます。


以下、発表の意訳になりますので参照下さい。



キーポイント

・CPVは10秒間の再生をビューと定義しており、ビューあたりの価格に対して確実性を求める広告主のために設計しています。


・CPVはキャンペーンの目的で「動画の再生」を選択した場合でのみ利用可能です。


・ブランドの認知度を向上させることが目的であれば、大半の場合動画再生に対する最適化か、Reach and Frequency での入札が最も適切な設定オプションです。このオプションは、広告の配信においてコントロール性と予測性を両立させる上で最適な方法です。


・動画の再生時間を重要視する広告主にとって、CPVで入札することはおそらく適切な選択になります。ただし、Reach and Frequency での入札と異なりCPV入札は予測機能を持たずコントロール出来ない点に注意して下さい。我々は、動画再生の最初の数秒間がブランドメトリクスの向上において重要だと認識しています。

参考リンク(英語):
Making an Impact: Measuring the Value of Facebook Video
The Value of Video for Brands


・広告の評価指標として次の測定基準を加えます:10-Second Views(10秒間再生された数)、Cost Per 10-Second Video Views(左記指標あたりの単価)



ネクストステップ

・あなたのクライアントがCPV入札を希望するか、それを見越して先に提案した方が良いと感じたならぜひテストしてみて下さい。


・あなたの広告作成ツール上でCPV課金が使えるようになっているなら、CPV 入札と動画再生に最適化された oCPM か Reach and Frequency をスプリットランさせてセールスチームに結果を共有して下さい。



参考ドキュメント

CPA

Ad Insights


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以前『Facebookが語る、ビューインプレッションの価値』という記事で広告測定における透明性を重視する Facebook の見解をご紹介しましたが、動画広告にもいわばビューアビリティの課金体系が用意された形になります。

ただし、機能の提供は開始したものの、文中では複数回に渡って「ブランドの認知度を上げたいなら oCPM か Reach and Frequency で」と記載されていますので、動画の再生が重要なKPIになる場合は Facebook の機械学習を信用して先述した入札オプションを利用されることをお勧めします。

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