DoubleClick製品でクロスデバイスの計測が可能に


クロスデバイス計測の開始

DoubleClickの大手広告主や代理店、パートナー企業を一同に集めて開催される DoubleClick Leadership Summit が先日(2015年6月17日)行われ、その発表の場で DoubleClick製品がクロスデバイスの計測に対応するというアナウンスがありました。

元記事:DoubleClick Leadership Summit: Owning the Moment in a Multiscreen World

2013年10月に AdWords で「推定合計コンバージョン」が登場して以来、Google は、急速に進むマルチデバイス時代の至上命題としてクロスデバイスの計測を進めてきました。今回はそれを AdWords だけでなく DoubleClick製品にも適用するという試みのようです。

アナウンスと同時に動画も公開されていますので、力が入っていることが伺えます。

 



 

Facebookとの比較、そしてモーメントドリブンな世界

今回のアナウンスについて AdExchanger でも言及されているように、クロスデバイス計測の争いは Google と Facebook が比較されることが多く、Google はクロスデバイスのデータを検索という巨大なビジネスに応用できるところに強みがある一方、正確性や今後の拡張性という意味では Facebook に今のところ軍配が上がるのでは、という見方があるようです。

 

Google’s cross-device solution is both more and less than Facebook’s. On the plus side for Google, it has more access to online conversion data through its search ads business. But the volume, accuracy and potential use cases of its cross-device data may be somewhat less than those of its rival.

Source:Google Adds Cross-Device Metrics To DoubleClick, Partially Answers Facebook’s ‘People’ Power | AdExchanger

いずれにせよ、Google が提唱している「micro-moments」の概念に沿うために、自社のプラットフォームを更新していく作業は今後も速度が上がっていくと思われます。

DoubleClick のブログで「moments-driven world」という言葉が使われていることが象徴的ですが、「知りたい」「行きたい」「したい」「欲しい」と人が思った瞬間を捉えるためにあらゆるプラットフォームの進化があると考えると、今後どのような発表が控えているか、ワクワクしますね。

その他の発表も

今回のクロスデバイス計測の発表のほかにも、DoubleClick は「ネイティブ広告フォーマットへの対応」「プログラマティックギャランティード(在庫予約型固定単価取引)への対応」を発表しています。

これらはいずれも広告枠を持つパブリッシャー(メディア)に向けたリリースですが、広告売上という収益化の一つの手法だけを見ても、メディアのマネタイズの多様性は年々急激に広がっていますので、その流れに対応したリリースだと言えると思います。

ちなみに、DoubleClick は今回の発表に合わせてCI(ブランドロゴ)もリニューアルしています。気合の入った DoubleClick製品には今後も要注目です!

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