アトリビューション分析の実施フロー(計測ルールの決定)

本記事はアトリビューション分析をなにから準備し、実行へ進めていくべきなのか?! をフロー化して整理し、シリーズ形式で紹介したいと思います。

※前回記事:
Vol.1 アトリビューション分析の実施フロー(計測環境)
Vol.2 アトリビューション分析の実施フロー(CVポイントの決定)

 

■経路データを計測するルールが大事

Vol.3では、以下実施フローの3点目として、”計測ルールの決定&確認”についてお話します。 ATTflow3

経路データを取得後、データを分解し、分析をしていく上で、計測が曖昧な状態だと、結局アトリビューション分析を実施したのにも関わらず、各メディアへの分析結果を反映しながら運用へ落とし込むべきアクションが発見できない状況になります。

よって、経路データを取得するにあたって、計測しなければいけないルールを事前にきちんと決める事が大切です。

まず計測種別として、大きく整理すると、

◯バナー広告が表示した時にトラックする為の『インプレッショントラッキング』
◯広告をクリックした時にトラックする為の『クリックトラッキング』
◯特殊な例として、ページに専用タグを挿入し、計測する『サイトトラッキング』
※サイトトラッキングは、動的リマーケティングなどデータフィードを駆使している広告メディアをトラックする時に活用する場合があります。

などが代表的です。
ただし、計測する製品として第三者配信サーバーなのか、アクセス解析(クリックトラッキングのみ)なのか、で仕様は変わりますので、各製品の取得方法は確認したほうが良いかと思います。

 

■特に重要なのは粒度

計測種別もそうですが、特に大切なのは粒度です。

どのメディアの配信メニューから、どのクリエイティブが経路データとして、可視化されているのか?

これが判断できていないと、メディアA全体の貢献度がよかった、という発見だけで、そのメディアAの中にもアカウント構造として予算管理をしていて、露出のコントロールがされているはずなので、運用に反映できないのです。

ATTflow3_2

できるだけ細かい粒度までトラックさせるべく、計測環境を整えないといけないのですが、そこには入稿URLを計測させる為のURLに差し替えないといけませんので、人的リソースが伴います。
※製品の中には、リスティング広告からの検索キーワードを自動取得してくれる製品もあります。

ただ、アトリビューション分析を実施するからには『メディアA全体だと貢献度は微妙だけど、ターゲティング配信AのクリエイティブBは凄く貢献度が高いね』ということになれば、詳細に運用へ反映させ、ピンポイントに配信メニュー、及び、クリエイティブへの露出を強化させ、コンバージョンを最大化させることができるのです。

アトリビューションを実施する、ということの目的・ゴールから、ブレないよう計測ルール?計測マスタ管理を、実施前にこだわって頂ければ、きっと良い結果にもつながると思います。


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