最適化の基礎分析は管理画面で −[広告]タブ編−

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今回は、「最適化の基礎分析は管理画面で −基本編−」・「最適化の基礎分析は管理画面で −[キーワード]タブ編」の続編の[広告]タブの活用方法です。
 
運用で広告のパフォーマンスを確認する時は、レポートをダウンロードしてエクセルで分析することがほとんどです。広告タブはキャンペーンタブ、キーワードタブと比較すると確認する頻度は少ない箇所だと思います。
 

■フィルターを活用して、同じ広告文を集計する。

 
広告のパフォーマンスをレポートでダウンロードしてエクセルで分析する時に、最も工数を要する作業は同一広告文を集計する作業です。関数やピボットテーブルで集計されていると思いますが、作業工数に対して次に繋がる大きな示唆を得られないことがあります。そのようなことを防止する為に、フィルター機能を使い大まかな数値を把握した後に、レポートを作成することをお勧めします。
 
Yahoo!とGoogleの管理画面で、広告に関わるフィルタリング可能な項目は下記です。
 
・Yahoo!:広告名、タイトル、説明文1、説明文2、表示URL、リンク先URL
・Google:広告文、表示URL、リンク先URL
 
Yahoo!の管理画面でフィルターをする場合は、下記の画像を管理画面で表示させます。
 
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操作方法は、広告タブ内にある赤く囲んだ「フィルター」をクリックします。その後、キャンペーンIDと記載されている箇所をクリックして頂くと、画像と同じようにプルダウンで条件が表示されます。プルダウンから条件を選んで頂き、条件に応じて数値や言葉を入力後、「適用」をクリックして下さい。
 
さらに詳しい解説はヘルプに記載されていますので、こちらをクリックしてご参照頂ければと思います。
 
また、Googleの管理画面でフィルタをする場合は、下記の画像を管理画面で表示させます。広告タブ内にある赤く囲んだ「フィルタ」をクリックすると下記の画像が表示されます。その後、「フィルタを作成」をクリックして下さい。
 
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「フィルタを作成」をクリックすると下記の画像が表示されます。プルダウンから条件を選んで頂き、条件に応じて数値や言葉を入力後、「適用」をクリックして下さい。
 
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Yahoo!の方が、Googleよりもタイトル、説明分1、説明文2と細かくフィルタリング可能なので、フィルタリングしやすいかもしれません。しかし、Googleのラベル機能を使い、広告訴求別にラベリングを設定しておくことで対応可能です。
 
今回は、ラベル機能についての詳細な説明はしないのですが、とても便利な機能です。ヘルプのこちらを参照して頂き積極的に活用して頂ければと思います。
 
また、広告文を検証する時に意外と手間取るポイントが広告の掲載開始日です。もちろん、運用記録をつけている方も多いとは思いますが、意外と確認に時間を取られることがあります。そのような手間を省く為、Yahoo!は広告名に広告掲載開始日、Googleのラベル機能で日付を付け加えると確認の手間が省けます。やっておられる方も多いと思いますが、やられていない方は是非、試してみて頂ければ幸いです。
 

■キーワード別で広告パフォーマンスの確認(注:Googleのみ)

 
日々の運用では、キーワードの分析、広告の分析と分断して分析を進めます。
広告グループに登録しているキーワードが少ない場合は、それぞれのパフォーマンスだけの確認で、運用に大きな影響はないと思います。しかし、広告グループに登録しているキーワードが多い場合は、キーワード別に広告のパフォーマンスを確認するこで、大切な示唆が得られることがあります。
 
広告タブ内に、「分割」という項目があります。この分割をクリックすると「キーワード/プレースメント」と書かれている項目があります。この項目を選択すると、登録している各広告文のパフォーマンスを、キーワード粒度まで確認可能になります。
 
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広告レポートでは、登録している広告間に大きなパフォーマンスの差がない場合も、キーワード別に確認すると、同じキーワードでも特定の広告訴求のパフォーマンスが大きく異なる場合があります。パフォーマンスを向上する為にアカウント再構成する時、広告のパフォーマンスを軸に再構成してみることも一つの考え方だと思います。
 
日々の運用で、分断されていることを統合して分析すると、違った視点をもたらすこともあります。3ヵ月に1度など主要な広告グループだけでも上記のような方法で確認してみてはいかがでしょうか。
 

■まとめ

 
広告タブを確認する頻度は少ないかも知れません。しかし、機能を知ることによってエクセルで加工する手間を大きく削減してくれる可能性を秘めています。また、キーワードと広告文はとても大切です。今回書かせて頂いたようなキーワードと広告を統合して分析できる機能もあります。効果的な運用を迅速に実施する為にも、管理画面の機能を駆使した分析をお勧めします。

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